久しぶりに会いましたが2頭ともに元気そうでした。アジアゾウの春子はまだ2歳の小象の頃、1950年(昭和25年)4月14日に船で大阪港にやってきました。今年で63歳(推定)になり、人間で言えば90歳以上のおばあさんです。右目は白内障でほぼ見えなくなっています。天王寺動物園の飼育員によると「春子は人間の会話を理解している。私の肩にあごをのせて休むなど甘えることもあり、私にとってはおばあちゃんであり、妹、娘です」とのこと。まだまだ元気で長生きしてほしいです。もう一頭のラニー博子は万博を記念して昭和45年(1970年)にインド政府より贈られたもので、推定41歳になります。春子とラニー博子はあまり仲が良くないそうで、長年、リーダー争いをしているそうです。このビデオでも鼻をつき合わせてけん制しあうシーンがあります。しかしそれも元気と長寿の秘訣かも。
手持ち撮影で20倍ズームを多用していますので、多少の手振れがあります。どうかご了承いただきますようお願いいたします。
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